『帝国の逆襲』と『フォースの覚醒』を繋ぐ名もなき戦士たちの物語!? 『Star Wars バトルフロント II』のシングルキャンペーンモードをレビュー




Star Wars バトルフロント II

8,424円
Star Wars バトルフロント II
7.8

評価

7.8 /10

ストーリー

8.0 /10

操作性

7.5 /10

グラフィック

8.0 /10

Pros

  • 映画では描かれないストーリーが楽しめる
  • 主人公以外の主要キャラクターもプレイ可能
  • 何も考えずに遊べる

Cons

  • 乗り物系操作がやや難しい
  • 敵が少し固い

とかく、FPSにおいて軽視されがちなシングルキャンペーンモード。概ね「ゲームバランスが悪い」といった類いの話を耳にすると、マルチプレイヤーモードのことのみを指している場合がほとんどだ。

しかし、筆者のようにシングルキャンペーンモードを楽しみにしているプレイヤーも少なからずいる。というわけで、今回は11月17日にリリースされた『Star Wars バトルフロント II』の、シングルキャンペーンモードに焦点を当ててレビューを書いていく。

インフェルノ隊所属のエリート・アイデン・ヴェルシオの活躍と親子の物語を描いた意欲的なストーリー

本作のシングルキャンペーンモードでは、主人公アイデン・ヴェルシオを主役としたインフェルノ隊の活躍を描いている。時代設定的には『エピソード6/ジェダイの帰還』と『エピソード7/フォースの覚醒』を繋ぐストーリーとなっている。

「インフェルノ隊」や「アイデン・ヴェルシオ」というのはファンでも聞き慣れないキャラクターや部隊だが、こちらはいわゆる外伝のようなもので、2017年7月に『Battlefront II: Inferno Squad (Star Wars) 』という、クリスティー・ゴールデン作の小説も発売されている。日本での発売は不明だが、AmazonのKindleで英語版なら購入することが可能だ。

さて、外伝で聞いたことも無いような人物たちが活躍するということで思い出されるのが、2016年に公開された映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』だろう。こちらは『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間を繋ぐ名もなき戦士たちの戦いが描かれているが、まさにそれと対をなすような物語が本作のキャンペーンだ。

帝国軍側を指揮するのはアイデンの実の父であるギャリック提督。反乱軍の野望を阻止するために結成されたのが、娘のアイデン率いるインフェルノ隊だったのだが、徐々にアイデンは心変わりをして帝国軍側から離脱していく。帝国軍の敗戦が決まったあと、ふたたび両者は会うことになるのだが・・・・・・。

無料DLC「リザレクション」で新たに三章分のストーリーが追加に

『スター・ウォーズ』は、スカイウォーカー家の壮大な親子げんかの話だと揶揄されることもあるが、そこで描かれているのは家族の物語である。このキャンペーンでもそうしたシリーズの「核」となる部分は、しっかりと受け継がれている。

ちなみに、リリース当初のバージョンではいったん物語がひと段落したあと、急に30年後の『フォースの覚醒』あたりに時代が飛ぶ。そこで唐突な感じで終わりもやもや感が残っていたのだが、12月13日に無料ダウンロードコンテンツ「リザレクション」が配信開始された。こちらでは、三章分のストーリーが追加されており、その後のアイデンと彼女の娘の絆が描かれている。

キャンペーンはミッションクリア型のオーソドックスなスタイル

シングルキャンペーンモードということで、長々とストーリーについて語ってしまったが、もちろんシューティングゲームとしても十分に楽しめる内容だ。キャンペーンそのものは、オーソドックスなミッションクリア型になっている。そのエリアを制圧しながら目的地まで移動すると、物語が展開していくといったものだ。

ミッションの難易度は、「探検者」「兵士」「特殊部隊」の3種類から選択することが可能だ。戦闘よりもストーリーを楽しみたいなら探検者を、その正反対なら「特殊部隊」を選ぶといいだろう。またミッションに入る前に、武器の選択やゲーム中に入手したカードを、アビリティとして選択することができる。

ちなみに、プレイヤーが主に操作することとなる主人公のアイデンには、「ID10シーカー・ドロイド」という、背中に背負えるような小型のドロイドが相棒としてついてくる。このドロイドは、ハッキングをさせたりあるいはアビリティを選んでおいて彼女の傷を直すというこもできる。

アビリティの種類はプレイしていくうちに増え、最大3枚までセットすることが可能だ。お気に入りのアビリティが見つかったら、それを選ぶようにするといいだろう。

宇宙戦闘もあり! 様々なビークルを乗りこなそう

宇宙を舞台にすたスペースオペラが題材ということで、当然のことながら結構な割合でTIEファイターやXウィングといった乗り物を操って戦闘をすることになる。あまりこの手のものの操作に慣れていない人は、ハデに動き回らずに照準のみを合わして敵を狙い撃ちしたほうが、失敗しない確率が高くなるかもしれない。


▲皇帝もろとも破壊されてしまった、第2デス・スターの残骸の中を飛行。

おなじみのキャラクターたちも登場! 一部はプレイアブルに

メインはアイデンなのだが、ミッションの途中、『スター・ウォーズ』ではおなじみのヒーローキャラクターたちも登場。その中の何人かは、実際にプレイすることが可能だ。ざっと上げると、ルーク、ハン・ソロ、レイア、カイロ・レン、ランドといったあたりの面々だ。特にルークやカイロ・レンはライトセイバーやフォースが使えるので、ほかのキャラクターとは異なる面白さがある。

まとめ

今後さらなる追加ストーリーがあるかどうかは不明だが、少なくともこの記事を書いている2017年12月末の時点では、映画1本分ぐらいのボリュームのある壮大な物語が楽しめるようになっている。もし本作を購入してまだプレイしていないという人や、あるいは『スター・ウォーズ』が大好きで、外伝なども読んでいるというファンなら、ぜひ遊んでもらいたい。

STAR WARS © & TM 2017 Lucasfilm Ltd.
Game code and certain audio and/or visual materual © 2017 Electronic Arts Inc.




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