【ゲームアーカイブ】人類の戦いの歴史を見事にシミュレーションしたリアルタイムストラテージの続編 『マイクロソフト エイジ オブ エンパイアII:エイジ オブ キング』




こちらの記事は、ゲームが発売された当時に書いた記事です。一部加筆・訂正する場合もございます。

人類の戦いの歴史を見事にシミュレーションし、大ヒットを飛ばした『マイクロソフト エイジ オブ エンパイア』の続編が1999年11月26日に発売された。

本作は、いくつか用意されている文明の中からひとつを選び、内政を整えながら部隊を配備。敵陣を攻め落とすことが目的のリアルタイムストラテージである。特にこのシリーズでは、文明の進化という概念が取り入れられているところが特徴的だ。

文明を進化させるにはある程度の資源が必要となるが、進化後に作れるユニットや武器などは、より強力なものとなる。この進化をも考慮に入れた、部隊編成こそが勝利の鍵を握っていると言っても過言ではないだろう。

このシリーズは、これまでに拡張パックの『ライズ オブ ローマ』を含め2作品が発売されている。前作までは、紀元前1万年から紀元後の500年までの文明をテーマに扱ってきた。『マイクロソフト エイジ オブ エンパイアII:エイジ オブ キング』では、この後の時代にあたる紀元後500年から1500年までの文明をプレイできるようになっている。

遊びやすさとゲームの進化をうまく両立!

ゲームの時代設定が新しくなったことにともない、いくつかの目新しいシステムが導入されている。まず、プレーヤーが使用できる文明は全部で13種類用意されている。これには、モンゴル、ケルト、フランク、バイキング、そして日本といった国々が選べるようになったのだ。

戦闘時や、敵の襲撃を待ちかまえるときに、特に役に立つと思われるのが、ユニットのフォーメーション設定であろう。フォーメーションをとった状態で警備にあたり、侵入者を撃退したあと、ふたたびもとのフォーメーションを取るといった細かい動きも取ってくれるのである。

ユニットを新しく作るときに、作成予約が出来るキュー機能や集合場所を設定できるようになったのだ(※1)。さらに、敵の侵攻が町の深部にまで来たときに、国の重要な力となる大事な農民達を町の中心に格納し、守ることが可能となった。

マニアだけじゃない! 初心者も遊びやすいゲームシステム

シリーズものにありがちだが、ゲームシステムを複雑化していくことにより、マニア層を取り込むことができるが、初心者には手が出しづらいというものになってしまうことがある。本作では、その部分にも配慮がされており、初心者がユニットの動かし方からゲームの流れをつかめるようになるまでのチュートリアルシナリオが用意されているのである。

また、ユニットのコストや能力などが人目でわかる、テクノロジーツリーもゲーム画面で確認出来るようになっている。一度、本作を遊んだならば、旧シリーズでは物足りなく感じてしまうほどの充実振りである。リアルタイムストラテージとしては、間違いなく同年最大の目玉タイトルだった。


▲おびただしい屍が、戦いの激しさを物語る。最前線にいる自軍のユニットが崩された場合、あわててユニットをバラバラに出してしまうと、各個撃破されるので注意。


↑投石機の破壊力は絶大だが、味方ユニットを巻き込んでしまうこともある。


▲ユニットのフォーメーションはかなり斬新。なにやら、新しい戦術が数多く生まれてきそうな予感をさせる。


▲チュートリアルでは、映画『ブレイブハート』でもおなじみのスコットランドの英雄、ウィリアム ウォーレスがフィーチャーされている。


▲ユニットの能力は一目瞭然。わざわざマニュアルを開く手間がいらなくなって便利。

※1
作成予約が出来るキュー機能や集合場所を設定できるようになったキュー機能は拡張パックの『ライズ オブ ローマ』より追加になった機能。どちらも『スタークラフト』など、ほかのリアルタイムストラテージで採用されているデファクトスタンダードなシステムである。

(高島おしゃむ)

ゲーム概要

タイトル:マイクロソフト エイジ オブ エンパイアII:エイジ オブ キング
メーカー:マイクロソフト
対応ハード:Windows 95/98/NT4.0
ジャンル:シミュレーション
発売日:1999年11月26日
価格:オープンプライス

必要環境
CPU:Pentium 166MHz以上
メモリ:32MB以上
HD空き容量:240MB以上
CD:4倍速以上
ディスプレイ解像度:640×480 256色以上
サウンド:Sound Blasterと互換性のあるサウンド機能

©1997-1999 Microsoft Corporation.All rights reserved.

こちらは、ゲームが発売された当時に書いた記事に一部加筆・訂正を加えたものです。データ等は当時のままになっています。




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