【ゲームアーカイブ】かわいいクマの女の子が主人公の冒険アドベンチャーゲーム『クッキーズ・バッスル~謎のボンボワールド~』




ロディックから、クマの女の子「クッキー・ブレア」が主人公のアドベンチャーゲームが1999年12月9日に発売された。人気のペットメールソフトに負けないくらいかわいらしいキャラクターだが、実は彼女は人間の女の子なのである。なぜだか、自分のことを「かわいいクマの子」というふうに思いこんでいるのだ。

ゲームは、おばあちゃんからの手紙を受け取った主人公が、4年に1度開催される最大のイベントである「ボンボ・スポーツ競技会」に参加するというところから始まる。しかし、のっけから会場のあるボンボワールド行きのバスが爆破されるは、おばあちゃんは行方不明になるはで、大混乱。ひとつひとつの謎を解き明かしながら、無事大会に参加し優勝するというのがゲームの目的である。

大人も子供も楽しめる楽しい雰囲気とわかりやすい操作

このゲームの操作はいたって簡単。マウスのクリックのみですべて行うことが可能だ。キャラクターを移動させたいときには、マウスを目的地に合わせればそこに向かって歩き出し、人と話がしたいときは、そのキャラクターの正面に移動すればOKといった感じである。

オーサリングツール(※1)を利用して作られている割には、シーンの移動やキャラクターの動作にストレスがないのがいい。また、場面ごとに楽しい音楽や緊張感のあるサウンドが流れるなどの細かい演出も、ゲームの世界を盛り上げているといえる。初めて遊ぶ人のために、基本的な操作が学べるチュートリアルモードも用意されている。

アドベンチャーモードとミニゲームモードのうまい融合

ゲームをスタートして、しばらくの間はいろんな人に話を聞きながら大会に参加するためのある条件をクリアしなくてはならない。主人公のクッキーは、本物の人と同様に、疲れたりおなかが減ったり、ときにはトイレにも行きたくなる。ちょくちょく彼女の状態をチェックしておかないと、最悪の場合死んでしまってゲームオーバーになることもあるのだ。

アドベンチャーモードで大会のチケットを入手できたら、競技に参加することができる。パラシュート競技のアメリカン・スカイダイビングやハンマー投げ、ハードル競争など、それだけでもかなり面白いミニゲームがプレイ可能となっていた。これらのスポーツ競技に優勝したあと、驚くべき展開がプレイヤーを待ち受けているのだ……。殺伐としたゲームが多い中、久々にほのぼのした気分にさせてくれる作品である。


▲なんともかわいいくまちゃんの主人公、クッキー・ブレア(5歳)。ゲームには富田耕生、麦人、一条みゆ希など有名声優が多数参加しているほか、メインナレーターとしてなんとクリス・ペプラーを起用。妙に凝っているところがなんとも嬉しくなる。


▲ゲームの基本的な操作もナレーター付きの説明で、すぐにマスターできる。


▲アドベンチャーモードは、とにかくいろいろな人に話を聞きまくること。ポイントとなる場所では必ずセーブを心がけておこう。


▲ゲーム中、そのステージをクリアするために必要なアイテムや、主人公を助けてくれるヘルプアイテムなどを多数入手することができる。


▲アメリカン・スカイダイビング。着地までに3つのアクションを決め、指定されたポイントにパラシュートで着地しなくてはいけない。


▲フレンチフライ・ハンマー投げに優勝したところ。競技の前に、目標となるポイントが表示され、それを越えると優勝である。

※1
オーサリングツール
マクロメディアの『ディレクター』などが有名。パソコンにCD-ROMドライブが標準で搭載され、俗に言うマルチメディアタイトルと呼ばれるソフトが大量に作られた時機に、このディレクターで作ったゲームが流行った。代表的なものには、『ミスト』や『ジャングルパーク』などがあげられる。

(高島おしゃむ)

ゲーム概要

タイトル:クッキーズ・バッスル~謎のボンボワールド~
メーカー:マイクロマウス
対応ハード:Windows 95/98
ジャンル:シミュレーション
発売日:1999年12月9日
価格:8800円(税別)

必要環境
CPU::Pentium 200MHz以上
メモリ:64MB以上
HD空き容量:200MB以上
CD:8倍速以上
ディスプレイ:640×480ピクセル、16bitカラー以上
サウンド:SoundBlaster互換のサウンドカード

©1999 RODIK,INC.All rights reserved.

こちらは、ゲームが発売された当時に書いた記事に一部加筆・訂正を加えたものです。データ等は当時のままになっています。




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