【ゲームアーカイブ】アクションとRPGがうまく融合したファンタジーゲーム『Silver』




『バイオハザード』の元ネタともいわれ、映画的視点を用いて往年のPCゲーマーを熱狂させた3Dアクションアドベンチャーゲームの『アローン・イン・ザ・ダーク』シリーズ(※1)。それを開発したINFOGRAMESの、久々にヒット作となったのがこの『SILVER』だ。

ゲーム内容は、2頭身の3Dキャラクターがファンタジー世界を舞台に駆け回るアクションRPGである。プレイヤーは剣や盾、パチンコなどのアイテムを駆使し敵を抹殺。冒険を進めていく。

物語は悪の親玉FUGE率いる軍団達に、妻がさらわれてしまうところからスタートする。プレイヤーは主人公のDAVIDを操り、武術の達人であるおじいさんCRANDADとともに妻を取り返す冒険に旅立つのである。

ちなみに本作はは輸入品のみの販売で、会話などはすべて英語だ。多少の英会話能力がないと物語の詳細はつかみきれないが、おおよそのストーリーは把握することはできるだろう。

シーンに合わせた視点の変化で遊びやすさを追求

もはやお家芸といってもいいくらい、このゲームでは場面ごとに合わせてプレイヤーの視点が変化していく。多数の敵が主人公達を取り巻くようなシーンでは、視点の高いトップビュー。ドラマチックな演出シーンではキャラクターが大きく見えるビューに変わるといった感じだ。

マップはそれぞれ、1~2画面ほどでおさまる範囲のブロックで分けられており、移動するたびに視点と背景が変化していく。まるで絵本を1ページづつめくっていくかのような楽しみがあるのだ。

ゲーム中で描かれているシーンも壮大で、巨大な神像のような門があったり、入り組んだ館の中を探索したりと冒険心を次々煽る仕掛けも豊富に詰め込まれている。

考え抜かれたシンプルなキャラクター操作

敵との格闘はリアルタイムなアクションで行われる。操作はいたって簡単で、マウスとキーボードの組み合わせだけで様々な技が出せる。「CTRLキー」を押すと同時にマウスを横に滑らしたり上に動かしたりといったシンプルな操作で、4種類の攻撃が可能となっている。

ゲーム中、武器の交換や体力を補充するための食料の摂取などを行うためのメニューもマウスだけで操作が可能だ。極力キーボードでの入力を排除し(※2)、シンプルなオペレーティングを実現しているのでとても遊びやすい。

剣の扱い方や、防御などはゲーム序盤に教えてくれるので、何も考えずにゲームの世界に入っていけるところもポイントだ。


▲追手の追撃を防いでくれる巨神像。無駄な戦いは避け、早めに中に移動しよう。


▲突然、見知らぬヤツらに取り囲まれてしまった。その後自分たちの味方だということがわかる。


▲館の中で知り合った魔法使いの誘いにより、円陣の中へ。この後、もうひとつの悲劇が主人公を襲う。


▲アイテムは途中で拾ったり、購入することが可能。体力の回復になる食料は、常にたくさん持っておきたい。

※1
『アローン・イン・ザ・ダーク』シリーズ
3Dポリゴンを採用したアドベンチャーゲームの先駆者的ソフトで、これまでの3作が発表されている。

※2
極力キーボードでの入力を排除し
このほか、魔法の選択や、最後に私用した武器をセレクトするといったショートカットキーがいくつか用意されている。それぞれファンクションキーや数字キーなどわかりやすいキーに割り当てられている。

(高島おしゃむ)

ゲーム概要

タイトル:Silver
メーカー:INFOGRAMES
対応ハード:Windows95&98
ジャンル:アクションロールプレイング
発売日:発売中(日本は輸入品のみ)
価格:オープンプライス

必須環境
CPU:Pentium 166MHz以上
メモリ:32MB以上
HD空き容量:150MB以上
ディスプレイ:2MB以上のVRAMを搭載したグラフィックカード
サウンド:DirectX互換のサウンドカード

©Infogrames United Kingdom Limited 1999.All rights reserved Silver is a trademark of Infogrames United Kingdom Limited.

こちらは、ゲームが発売された当時に書いた記事に一部加筆・訂正を加えたものです。データ等は当時のままになっています。




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