【ゲームアーカイブ】ヴァンパイアを操り光と闇ふたつの世界をさまようアクションパズルゲーム『ソウルリーバー』




アイドス・インタラクティブが1999年10月22日に発売した『ソウルリーバー』は、ヴァンパイアが主人公のアクションパズルゲームである。

約千年の間、世界を征服してきた暗黒の神ケイン。彼が生み出した6人のヴァンパイアのひとりが主人公となるラジエルである。彼らはケインの手足となり地獄を支配してきたのだが、ある日異変が起こる。地獄の帝王となったケインは新たな力を得て進化を遂げるはずだったが、その彼よりも先にラジエルに翼が生え進化を遂げてしまったのである。

怒りに狂ったケインはラジエルに裏切り者の汚名をきせ、泉にうち捨てたのだ。その後、ケインに恨みをもつエルダー救われたラジエルは、ケインへの復讐を果たすために旅立つのだ。

遊び安さを追求したゲームシステムとインターフェイス

本作は、同社のヒット作『トゥームレイダー』と同様、クォータービューの視点でキャラクターを操るタイプの作品である。キーボードの他、コントロールパッドにも対応しており、9つのボタンを組み合わせて押すだけで、様々なアクションを実現している。

この手のゲームを始めて遊ぶときに、どうしても戸惑ってしまいがちなのがボタン操作だが、そんな心配は無用だ。ゲーム中、必要な操作はすべて画面に表示されるので迷う心配はない。

崖をよじ登ったり、翼を拡げながらジャンプをしたりといった場面はもちろんのこと、敵との格闘中、トドメを指すタイミングまで教えてくれる。もちろんその通りにしなければいけないということもないのだが、ゲームを初めてプレイする人にとっては、かなりのガイドラインになってくれることは間違いない。

敵を倒す快感と、ふたつの世界に仕掛けられた巧妙なパズルの数々

このゲームでは、悪魔の住む世界と現実世界のふたつの異なる世界観を切替ながらゲームを進めていく。それぞれの世界では、登場するキャラクターや場面が大きく異なるのである。どちらか一方の世界で仕掛けられた謎を解かないと、先に進めないような場面もあり、プレイヤーの知力のすべてがためされる構造なっているのだ。

それぞれの世界を進んでいくうえで邪魔になるのが、手強いモンスター達である。モンスターは複数匹同時に現れることがあり、なかなか強敵だ。

プレーヤーの武器は素手で殴るほか、マップのあちらこちらにある松明や、剣などを拾い戦うことが可能だ。敵をある程度弱らせたところで、ボタンを押すことによりモンスターにトドメを指すことができる。

下手な格闘ゲームよりも臨場感があり、思わず時間を忘れてゲームに没頭してしまう。これは、視覚的にも美しい場面が多く、ゲームとしての見せ場がたくさん用意されているためであろう。


▲エルダーに蘇らせてもらったラジエル。その姿は、かなり醜くなってしまった。自分をゴミのように捨てたケインに復讐を果たすのだ。


▲このように、自分がすべきアクションの操作を画面上に表示してくれる。面倒なマニュアルを読まずに、いきなりゲームの世界を堪能することができるのだ。


▲なにやら意味がありそうな場面だ。このように、まるで映画でも見ているようにちょくちょくと視覚的な演出が用意されている。


▲拾った松明で敵を殴りつけているところ。この後、トドメを指すと燃えながら死んでいく。


▲なんだか蚊取り線香のような渦巻きマークが、体力の残りを示している。敵を倒した後現れる、魂のような物を吸い取ることにより回復することが可能。

(高島おしゃむ)

ゲーム概要

タイトル:ソウルリーバー
メーカー:アイドス・インタラクティブ
対応ハード:Windows 95/98
ジャンル:シミュレーション
発売日:1999年10月22日
価格:8800円(税別)

必要環境
CPU:Pentium MMX 200MHz以上
メモリ:未定
HD空き容量:未定
CD:4倍速以上
グラフィック:DirextX6.1に対応した3Dグラフィックカード
サウンド:DirectX6.1に対応したサウンドカード

Crystal Dynamics, the Crystal Dynamics logo, Legacy of Kain:Soul Reaver and related characters and trademarks of Crystal Dynamics. © 1999 Crystal Dynamic. © and Published by Eidos Interactive Limited 1999. All Rights Reserved.

こちらは、ゲームが発売された当時に書いた記事に一部加筆・訂正を加えたものです。データ等は当時のままになっています。




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