【ゲームアーカイブ】16才のララ・クロフトも登場する大ヒットアクションアドベンチャー『トゥームレイダー:ラスト レベレーション』




1999年、アイドスから発売された作品はいずれも粒ぞろいばかりだった。その年の締めくくりとしてトリを努めたのが、この『トゥームレイダー:ラスト レベレーション』である。

トゥームレイダーは、これまでパソコンのみならずコンシューマー機などでも発売されており、シリーズを通しての累計出荷・ダウンロード販売本数は2017年時点で6300万本にも及ぶ。

主人公のララ・クロフトは、古代の遺跡などに眠る秘宝を探し求めるトレジャー・ハンターだ。アクションスターばりの軽いフットワークと、様々な武器を使いこなすララ。今回は、エジプトを探索中に発見した古代の墓を発見してしまったところから本編はスタートする。

その墓とは、この世を地獄の世界へと変えてしまう伝説の邪神セトを封じ込めた場所だったのだ。世界が破滅へと向かう前に、このセトを再び封じ込めなくてはいけなくなってしまったのである。古代遺跡が溢れるエジプトを舞台に、ララの新たな冒険が始まるのだ。

シリーズ最新作ならではの新要素も満載

これ以前まで、ゲームの操作などを覚えるために用意されていたチュートリアルモードは本編とは別に用意されていたが、本作でははゲームの序盤に盛り込まれている。そこに登場するララはなんと16才。ウェルナー・フォン・クロイ博士に同行し、遺跡を探索しながら基本となる操作方法が学べるというわけである。

この作品で初めてトゥームレイダーを遊ぶ人でも、少しずつ慣れていき、違和感無くゲームの世界に入り込めるだろう。また、従来からのファンにとっては、ララのルーツともいえる姿が見られる嬉しいイベントといえる。

本作の新しい要素として、イベントリースクリーンが変更されている。従来までは、ゲームのセーブやロードなどのシステム的なものと、武器等の選択のみであった。今回もその点は同じなのだが、武器やアイテムを選択する際、違うものとアイテム同士を結合させることができるように変更されている。

たとえば、違った場所で拾ったアイテムを結合させて扉の鍵を作ったり、照準機能を持った銃などを作ることが可能なのである。自分の持っているアイテムが、ゲームを進める鍵になる場合も多いということなのだ。

ララファン垂涎の美しいグラフィックス!?

先にあげたインターフェイスなどの変更に加えて、今回はグラフィックスにも力が入れられている。まずはララだが、本作には「シングル・スキン・テクノロジー」という技術が使われており、従来まで目に付いたひじやひざといった関節部分のポリゴンの切れ目が無くなっている。

バックの処理も、精巧なCGソフトで多用されているバンプマッピングや環境マッピングが施されており、さらなるリアル感を演出しているのだ。古代遺跡と聞いただけで、わくわくする人もいるだろうが、その中を、まるで自分が冒険しているがのごとく動き回れるのは最高の気分である。


▲なんともういういしい、16才のララ・クロフト。貴族出身の彼女は、21才のときに経験した遭難事故をきっかけに、冒険への欲望が強まっていくのである。


▲ゲーム序盤のチュートリアル的モード。クロイ博士のアドバイスをよく聞き、ひとつひとつの動作を学んでいこう。


▲背景などのデティールは素晴らしいのひとことにつきる。数ある古代遺跡の中でも人気の高い、エジプトが舞台だ。


▲違う場所で拾ったアイテムを結合させて、鍵を作ったところ。コンバインできるアイテムには、絵の下にメッセージが表示される。


▲パズルのような謎やしかけも、もちろん健在だ。プレーヤーの頭を悩まし、眠れない夜が続くこと間違いなしである。

(高島おしゃむ)

ゲーム概要

タイトル:トゥームレイダー:ラスト レベレーション
メーカー:アイドス・インタラクティブ
対応ハード:Windows 95/98
ジャンル:シューティング
発売日:1999年12月3日(英語版) 12月24日(日本語版)
価格:英語版7800円(税別) 日本語版8800円(税別)

必要環境
CPU::Pentium MMX 233MHz(3Dアクセラレータグラフィックカード搭載の場合、Pentium166MHz)
メモリ:32MB以上
HD空き容量:30未定
CD:4倍速以上
ディスプレイ:DirectX6.1に対応したグラフィックカード(V-RAM4MB以上)
サウンド:SoundBlaster互換のサウンドカード

Tomb Raider The Last Revelation © and tm Core Design Ltd. 1999. © & Published 1999 Eidos interactive Ltd. All Right Reserved.




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