カプコンは、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の設立を受けて、北米を中心に実施していたeスポーツ事業へ国内でも本格的に参入することを決定したと発表した。
世界のeスポーツ市場は急拡大すると予測されており、リアルなスポーツ競技に匹敵する規模にまで成長する見込みです。また、2022年に中国杭州で開催されるアジア競技大会でeスポーツが公式種目として採用されているほか、2024年にパリにて開催のオリンピックで追加種目となる可能性についてパリ五輪招致委員会が言及しています。このような世界規模でのeスポーツへの関心の高まりを受け、国内ではeスポーツ産業の振興に向けて新たにJeSUが設立されました。
この状況下、カプコンでは、『ストリートファイター』シリーズを活用したeスポーツ大会の開催など、国内でのeスポーツ事業へ本格参入していきます。手始めに、ユーザーコミュニティ醸成を目的として、コミュニケーションスペース「カプコンeスポーツクラブ」を2月17日にプラサカプコン吉祥寺店に新設し、全国の店舗への展開や将来的なプロライセンス付与大会の予選開催などの足掛かりとします。また、2014年から米国子会社Capcom U.S.A.主催で実施しているCAPCOM Pro Tourにおいては、株式会社カプコンとして、高位大会である「CAPCOM Pro Tour ジャパンプレミア大会」を東京ゲームショウ2018で開催します。加えて、当大会の上位入賞選手へのプロライセンスの発行も予定しています。
今後も当社は、急成長を続けるeスポーツ市場において、競技者およびファンの皆様に引き続きプレイを楽しんでいただける環境を堅守し、一層日本のeスポーツが発展する仕組みを構築するなど、業界振興に貢献していきます。
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