オフラインでもマルチプレイFPSの気分が味わえるローポリシューティングゲーム「Ravenfield」レビュー

インディー系ゲームメーカーのSteelRaven7から、「Ravenfield」という作品がSteamの早期アクセスでリリースされた。ぱっと見の印象としては、初代「バーチャファイター」からテクスチャーを取っ払ったようなシンプルなキャラクターたちが、わちゃわちゃと戦っていくものなのかと気になり、早速購入。ほんの少しではあるがゲームをプレイしたので、こちらでご紹介していきたいと思う。

ゲーム内容はローポリ版「BF」シリーズ?

本作がどんなゲームかざっくり説明してしまうと、人気FPSシリーズ「バトルフィールド」をローポリゴンで再現したようなFPSだ。といっても、残念ながらオンライン対戦には対応していない。基本は見た目が青い「Eagle」か見た目が赤い「Raven」に所属し、それぞれのチームの勝利のためにひとりの戦士として戦っていく。ちなみに、チームで「Spectator」を選んだ場合は戦闘に参加せず、観戦者視点で戦いを見ることができる。

武器や装備もいくつか要されており、アサルトライフルからスナイパーライフル、ショットガンなど、ゲーム開始前やリスポーン時に自由に変更することができる。ハンドガンやグレネードなども持たせることができるが、選んだものの種類によっては手持ちできる数が減ってしまうといった仕組みになっている。ここらへんはあくまでお好みでといった感じだろう。

現時点でプレイできるのはインスタント・アクションのみ。将来的にはキャンペーンモードも開放

さて、まだ早期アクセスバージョンということもあってか、現時点でプレイ可能なモードは「インスタント・アクション」のみだ。メニューには「キャンペーン」モードの用意されているので、近い将来実装されることは間違いないだろう。この「インスタント・アクション」は、一般的なFPSでいうところのクイックモードのようなものだ(ただし、敵も味方もAI)。マップや「Island」「Dustvowl」「Temple」「Archipelargo」の4種類から選ぶことができる。ゲームモードは「POINT MATCH」「BATTALIONS」「SPEC OPS」の3種類から選択することが可能だ。


▲オプションで「Night」にチェックを入れると、夜間モードでプレイができる。

ここからは本作ならではといった仕様になるが、それぞれの選んだマップ身は、あらかじめBOTとして登場する数が決められている。この数を多くしたりあるいは減らすこともプレイヤーの自由だ。また、難易度を変更できるほか、それぞれのチームバランスも調整することができる。


▲本作には様々な乗り物も登場する。近づいて「Fキー」を押すことで、それらに乗り込んで操縦することができる。

FPSの体験シミュレーターとしては上出来?

ここまで作っておきながら、今日日オンラインに対応してないなんて・・・・・・と思ってしまいがちだが、逆に考えればオフラインの環境でも好きなときに手軽にFPSが遊べる作品ともいえる。上記にも記載しているように、プレイヤーがある程度環境を調整することができるため、それなりにやり応えのある戦闘を楽しむことができる。見た目にだまされがちだが、FPSとしてのできも、なかなかのものだ。ほかの仲間キャラクターの後に続いていきながら戦場に向かう感覚は、オンラインのFPSを野良で戦うのとそう違った印象はない。

価格も1480円とお手軽なため、暇つぶしにちょっと変わった作品で遊んでみたいなといときなどにもいいだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA